ヨコシマなしましまアニメ感想

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ブギーポップは笑わない 第2話「ブギーポップは笑わない2」 感想

ブギーポップは笑わない (電撃文庫)

今回は、視点がいくつにも分かれて、時間軸の前後もあったため、やっと物語が動き出したと感じることができた。 まずは、なぜか人殺しの特徴について、クラスメイトに質問される末間和子。一瞬、彼女が共犯者か何かだと思ったのだが、エコーズのコピーを追っている霧間凪接触したことから、単に洞察力と犯罪心理学の知識がある子という位置づけというところまで判明。にしても、何故、読んでいる本の取り合わせが犯罪者の心理を扱ったものなのかはまだ描かれていないので、彼女の周囲とズレたものの見方ができるようになったきっかけは、この後描かれるのかな。 次に、教師に問題児扱いされていた霧島凪。単に闘えそうな女子高校生なだけなのか、そうでないのかまではまだわからないが、おそらく今のところブギーポップよりも主人公らしい動きをしてくれそうだなと思っている。この子についても、どうして友人の話を聞いて、退学までしてエコーズに肩入れしているのかがまだ不明。もしかしてマンティコアが怖がっていた「人間たち」の組織に所属しているのかと思うと、問題はマンティコアの殺戮と脱走だけではないのかなとも深読みしてしまう。どうか、話が大きくなりすぎるので普通の戦闘能力の高い女子高生であってほしいな。 そして、マンティコアよりも問題な早乙女正美。人食いを飼い慣らしたのは良いけれど、彼の場合はマンティコアの駒を増やして大量殺人に使おうとか、気に入らない奴を排除しようという目的が無いけれど、これから描かれるのかな。もちろん、殺人者の正体を探っている凪は殺害対象に入るのだろうが、マンティコアを見た時の笑いは、どんな思いから来るのか、それが分からない状態で事態が進んでいるのが少し気持ち悪い。 この作品名でもあるブギーポップが、特に何か戦闘を行うというわけではいのはさすがに分かってきたけれど、ではエコーズのような存在と、人間との交流が作品の主軸なのだろうか。次回辺りで事件だけでなく、作品の方向性も分かると良いなと思う。 にほんブログ村 アニメブログへ