ヨコシマなしましまアニメ感想

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真夜中のオカルト公務員 第1話「新宿上空の天狗と天使」感想

どうも、公務員が主人公の作品は落ち着いて見れるジンクスに頼りたくなり、原作未読かつ、予備知識なしで視聴。

 

今週の内容
夜の新宿区役所にたどり着いた宮古新。休日・夜間入り口へ回り、警備員へ配属が夜間地域交流課に新任で入ることを伝え、許可を得て入庁する。警備員から、突き当りを右、エレベーターホールを横に見て直進、その先の締まっている食堂の左側の一つ目のドアだと案内を受け、第一倉庫と表示がされたドアに疑問を持ちながらも開ける宮古
すぐにデスクが見えたため、確かに倉庫ではないことが分かったが、突然充満する煙と奥のドアが弾ける様に開いたことで、むせる宮古
煙の中から、マスクをつけた人物が配合を間違えたのか、それとも分量かと独り言を言いながら出てきたため、不安に思いながらも夜間地域交流課かと質問する宮古。彼に気付いたマスクをかぶった人物に、場所に間違いはないことを聞いた宮古は、改めて今日から配属になった事と名乗ろうとしたが、マスクの人物も思い当たる節があったらしく、声を上げてマスクを外し始し、姫塚セオと名乗った。
セオは片仮名だと聞いた宮古は驚くが、姫塚は元イギリス人だからそれっぽくよろしくと言われてしまう。そんなやり取りをしていると、食堂まで煙が回っているため、火は出していないだろうなと注意しながら入ってきた人物がいた。しかし、姫塚は彼が目の前に着た瞬間に眉間にしわを寄せ、女を振るために自分の写真を使うことをやめろと胸ぐらを掴み上げる。その様子について行けず、入り口付近で立ったままの宮古は、会話の内容から姫塚が女であるのだと勘違いし、男だと思っていたと言い始めるが、姫塚は男であっていると憤慨するのだった。
そんな宮古と姫塚のやり取りの間に、榊はどこかに電話をかけ、新人である宮古が来たから挨拶はどうするかと確認を取っていた。そんな榊を、姫塚は口をとがらせながら宮古に榊京一、女と酒好きの元ホストだと教え、ついでに業務リーダーで、見た目に合わないだろうと紹介する。
宮古が挨拶に来る件についての返事は、後で良いというものだったらしく、さっそく外勤に連れ出される宮古
夜間地域交流課は外勤中心で、内勤用の名札も渡されるそうだが、勤務時間が異なるためにあまり使わないと榊に説明された宮古が、夜間でしかも外勤というのは、いったい何をするのかと質問する。姫塚から逆になんて聞いているのかと返されたため、夜間対応の様々な分野および立場の人々と世代を超えて交流・企画・推進する課だと聞いていると応える宮古。その答えに、新宿には色々な国の人たちが、色んな場所で色んな仕事をしていると返す姫塚と、街に住む人たちがより暮らし易くするにはどうすればよいか考え・対応するのが仕事だと榊が付け足し、さらにと言うのは建前だと続けるのだった。
声のトーンを落とし、妖怪や悪魔や天使を見たことはあるかと尋ねる榊に、それは仕事の話かと怪訝そうに返す宮古。その反応を見て、姫塚と榊は採用試験の細工には引っかかったが、まだ自覚していないタイプだと判断し、通過儀礼が必要だと、姫塚は少々嬉しそうに話すのだった。
新宿御苑に着いた三人は、課で預かっている鍵で入園し、この仕事は説明するより体験した方が早いと、茂みの中を指示して、ココに妖精がいると言い始める榊。まだこの話が続くのかという反応を返す宮古に、榊はフィクションとして存在するオカルト的存在は、世の中に大半はいると思われると説明し始める。さらに姫塚が、見ることが難しい者のためのアイテムであるイブングハジスプレーを撒き始め、どうしたものかという表情の宮古だったが、スプレーの霧の中から、榊が指示したところに光の玉が現れ、さらにそれが、背中から羽の生やした女性であると確認する。飛び立っていく妖精は、ピクシーだと姫塚に説明される宮古は信じられないとつぶやいたが、榊は見えているものを信じなければ、自分が狂ったという事になると忠告する。
次第に周囲にあらゆる色の妖精たちが見えるようなっていく宮古。クーシーが見えていることで、補助なしで見えるようになった事を感が良いと喜ぶ榊。こういったオカルト的存在には個体名があるが、業務上アナザーと呼んでいると話し、大抵アナザーを初めて見る奴は気絶するか腰を抜かすが、驚いているだけで済んでいる宮古はすごいと喜ぶ姫塚。
なら、夜間地域交流課の本当の仕事は何なのかと、改めて宮古が質問すると、榊はアナザーとの交流、アナザーが人間と関わり問題が生じた時の事態の収拾だと、真面目に答えたのだった。
今回新宿御苑に来たのは、深夜騒音の調査だという事で、特にイベントもなく、騒音報告件数が上がっている資料を見せてもらう宮古。さらに昨日の調査で、折れた樹木に二種類のアナザーの痕跡があった事で、おそらく天使と天狗の縄張り争いが原因だろうと憶測を立てているということだった。アナザーは喧嘩をするのかと言う宮古に、都心の中で緑豊かで広い御苑は、多種のアナザーがいるため、ぶつかりもするさと姫塚は言うのだった。
アナザー同士の喧嘩を止めるために、何をするのかという宮古に対し、結界を張るのだとこともなげに言う榊。しかし、結界と言えば、お札や盛り塩をイメージしていた宮古は、姫塚が開発したテープを張るだけだという簡単さに、戸惑う宮古。しかし、姫塚が開発したテープは、風の元素の力で次元の移送をずらす事ができるらしく、ほかの区でも使用されており、実際に御苑の渋谷区の区画でも、同じように結界が張られているとのことだった。
分かれてテープを張っていた宮古は、音が聞こえる方へ足を進め、二人のアナザーが話をしている所に出くわすのだった。天使と天狗のアナザーは、お互いに想いあっている様子だが、違う種族同士の恋は認めてはもらえないと天狗の方が駆け落ちを切り出し、天使は姉の事が気がかりで返事に戸惑ってしまう。その様子をみて、考えておいてほしいと立ち去る天狗。後からきて、天狗が立ち去るところを見ていたらしい榊は、天使と天狗があれほど近づくなんて珍しいとこぼし、宮古もそう言えば縄張り争いをしていたのだったと、先ほどの会話とはかみ合わない現実に気が付く。
天使のアディエルと別れ、立ち去ろうとした天狗の太郎坊は、上空で他の天使たちに見つかり、その中にいたアディエルを妹と呼ぶ天使・フォルシエルは、太郎坊を妹をたぶらかす不埒ものだと糾弾し、太郎坊が話をする間を与えず、他の天使たちと共に捕えようと襲い掛かかる。
そこへ、太郎坊の父親・四谷不動房が現れ、自分の息子をかどわかし何か企んでいるのだと決めつけ、フォルシエルはその言葉に憤るのだった。
その様子を地上から眺めていた榊と宮古。しかし榊は、天使に追いかけられていた太郎坊が、他の天狗に助けられ、天使たちの動きが止まったことにしか意識がいっておらず、このまま収まってくれれば良いという、夜間交流課としてのつぶやきを漏らす。宮古は、そんな榊のつぶやきに、むしろ四谷不動房が出てから緊張は増しているのになぜそんな事を言うのかと、不可解な顔をする。
上空で四谷不動房が天使たちに喧嘩を売っている間に、こっそりとアディエルの元へ降りていた太郎坊は、アディエルを連れて飛び出し、それに気付いたフォルシエルもアディエルが連れていかれることを阻止すべく、追いかけ始める。この状況では御苑を出ていきかねないと、榊は姫塚に連絡し、続いて事務所に連絡し、市街にアナザーが出たことと追跡をすることを伝える。電話を受け取った事務員は、落ち着いた様子で都庁の夜間文化環境局へ電話をし、アナザーがそちらに行くかもしれないのでよろしくと、簡単に伝えたのだった。
街中を逃げる太郎坊とアディエル。そしてそれを追いかける天狗たちと天使たち。フォルシエルはアディエルと太郎坊を引き離すために翼で作った突風を当てようとするが、二人が避けたために突風は車に当たり、接触事故として他の人の目には映る様子だった。その様子を見て、宮古はこれが突風の原因だと理解する。
姫塚によって、天使と天狗たちが都庁の都民広場に集まっている事を知り、集合する宮古達。しかし、宮古は今まで見聞きしてきた情報から、この騒ぎは本当に縄張り争いかと姫塚に問いかけ、姫塚は天使と天狗は仲が悪いからそう推察しているだけだと答えられた宮古は、ならアディエルと太郎坊の恋愛の話をみんなが知らないのだと気づく。思わず榊と姫塚の前に出て、天使と天狗のいさかいの本当の原因の部分を説明しようとした宮古だが、バランスを崩したのか一人の天使が落ちてきたために、その羽の下敷きになってしまう。
幸い宮古には大事無かった事を榊達に伝え、四谷不動房もすまないと謝るが、榊は警棒を取り出し喧嘩を売っているのかと威嚇し始める。続いてフォルシエルも降りてきて巻き込むつもりは無かったのだと言うが、姫塚も天使まで来たと焦り始め、この会話のかみ合わなさと、姫塚が道具を使って攻撃をする緊迫感に動揺した宮古は、フォルシエルを庇う様に立つのだった。
姫塚の手投げ弾から放たれた光と煙で、その場の全員がむせる中、姫塚にアナザーを守ったことを避難される宮古。しかし、宮古は謝っていたではないかと反論し、話の流れから、宮古がアナザーの言葉を理解しているのだと確信した姫塚は、犬猫と会話できると言っているような異常さだと驚きを通り越して反応が薄い域に入ってしまった。四谷不動房やアディエルも言葉を理解できる人間はあまりいないのか驚いた様子なのだった。
そうこうしている間に、柱に隠れていた太郎坊とアディエルの元を一人の天狗が話し掛け、二人そろって皆の前で駆け落ちをしたことを話し、自分の妹が天狗と恋に落ちた事実について行けずに、座り込んでしまったフォルシエルと四谷不動房に、宮古は駆け落ちをした二人をすてきだと思ったことを伝え、人の恋路を邪魔するのは野暮だと仲裁する。その言葉を聞いた領主族の頭はため息をつき、後日改めてすることになった。
アディエルと太郎坊は、それぞれの頭に怒られ、その場から天使と天狗が解散していく中、太郎坊は宮古の名前を聞き、覚えておくとだけ言って飛び去って行った。都庁内にも、アナザーたちが飛び立っていく様を見ているものがいたが、事態が収まったとみて通路の奥へ歩いていくのだった。
結局話が分からないまま終わったとつぶやく姫塚に、榊は宮古に向かって一体何なんだとあきれたように問いかける。しかし始めてアナザーを見た日にそう言われても、宮古にも何が何だか分からないのだった。そこへ、四谷不動房よりも歳をとった天狗が一人、相変わらず砂の耳がさえわたっていると話しかけたが、宮古清明だと思って話し掛けた様で、姫塚が翻訳を急かす中、急に眩暈がし始めた宮古は、焦点が合わない中、話しかけた天狗に安倍晴明って誰ですかと返すのだった。

 

ここから感想
今期の始まったものを少しずつ視聴していってはいるものの、イマイチこれというものが無く、書くものが無いなと思っていたところだった。
やっぱり公務員ものは「ACCA13区監察課」とか、「サーバントサービス」とか「アクティブブレイド」とかも楽しく見ることができて、この作品もイライラせずに見れたので、このジンクスはこれからも大切にしていこうと思う。
まぁ、女の子向けの作品ではあるのだろうけど、社会人で公務員が主人公なら、地味目にまとめてくれるだろうという期待から視聴したのだけど、ちゃんと最初の事例が終わって、さらに主人公の存在についての振りまで一話で終えてくれたので、印象はだいぶ良い感じだった。
あとは、ちょっとしたところでダラっとして、食事に偏った情報交換とか、言い回しだけでない公務員っぽさを出していってくれれば最高だと思うので、ぜひともお願いいしたいな。

 

 

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