ヨコシマなしましまアニメ感想

アニメの感想を、ひたすらに載せていくブログ。ネタバレが基本姿勢。※他所からの引っ越し作業中

ブギーポップは笑わない 第14話 「オーバードライブ 歪曲王 1」 感想

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ブギーポップは笑わない Amazonプライム・ビデオ あのムーンテンプルで出ていた音、もっと曲じゃない感じの方が怖かったんじゃね?特に新刻が歪曲王に呼び出されたシーンなんか、館内放送が壊れて大音量になってるみたいな状態だったの、ちょっと笑った。 今週の内容 建築の勉強をしていた竹田啓司は、彼女の宮下籐花からの誘いで、久しぶりにデートをすることになった。その場所の近くで、寺月恭一郎が生前に設計した巨大な建造物・ムーンテンプルが一般公開されるため、建築に興味はない藤花を誘っても良いものか竹田は悩むのだった。 ムーンテンプルへの入場の列を並んでいた橋坂真は、トイレに行くために母親と離れ、その帰りに早く帰りたいからムーンテンプルが怪獣に壊されないかなと不満をつぶやくのだった。そんな真に声を掛ける初老の男に、真は自分より年寄りだから「ジイサン」と呼ぶが、男はこれでも生まれたばかりだと言い、世界に確実なものなんてない、どこかねじ曲がっているものだと語り、姿を消すのだった。 羽原健太郎は、ムーンテンプルの公開一時間前に到着し、その行列の長さに驚きながらも、最後尾に並ぶことなる。そこで中学時代の知り合いだった田中志郎と偶然出会い、亡くなった彼女・紙木城直子が行きたがっていたから、デートのつもりで来たという志郎と共にムーンテンプルに入場することにするのだった。 羽原曰く、ムーンテンプルは、巨大企業MCEオーナー社長・寺月恭一郎が世界中の情報をつなぐ一大ネットワーク拠点として建設されたが、寺月の死後、その使用目的が不明なまま完成し、利益を出すために一般公開されるという、寺月恭一郎の残した酔狂と言うべきものだった。 一方、藤花を待つ竹田は、ブギーポップとまた会ってみたいとふと思い、その願望を聞き入れたかのように、窓の外でブギーポップの姿をしたものが、会いたければ君が世界の危機になれば良いと話しかけてきたのだった。驚きながらも、笑い方が違うことを指摘して、ブギーポップの偽物である事を看破した竹田。その言葉を聞いたソレは、歪曲王と名乗り、世界を金に変えるべく生まれたと話し、去っていくのだった。 一方予備校の願書を出すために外出していた新刻敬は、雨宿りに入った店に、想い人の竹田がいることに気付き、思わず店を出てしまう。しかし今度はブギーポップが走っていく姿を見つけ、追いかけてみることにするのだった。 ブギーポップを追って、ムーンテンプルに関係者だと偽って入場した新刻を見つけた道元咲子は、彼氏・タケルとのデートの最中であった。ムーンテンプルに入った咲子は、中の様子に興味をもったため、エレベーターで最上階まで行くタケルと喧嘩しながらも、歩いて最上階を目指すことになる。そんな彼女のすぐ脇をブギーポップが通ったため、咲子はブギーポップを追い始める。 ムーンテンプルが公開されて、観客がある程度入った辺りで、急に大音響が観客を襲い、出入り口のシャッターが下り照明も消えてしまう。管制室でも原因がつかめない中、新刻はマンティコアの事件の日のグラウンドに、死んだはずの早乙女と共に立っていたのだった。 早乙女の格好をした歪曲王は、新刻が抱える心残りを何とかするチャンスを与えるために出てきたと語るが、その内容が、新刻が周囲の人間が思っているだろう「ええかっこしい鼻持ちならないチビ」という自分へのレッテルを、好意を寄せている武田も思っているとしたらどうするのかという、新刻の不安の確信に迫ったため、立っていられない程に追い詰められてしまう新刻。そんな彼女に、ブギーポップが手を差し伸べ、歪曲王との会話を断ち切るのだった。 ブギーポップにも自らの名前と、すべてを金に変える実験は邪魔させないと言い残して、歪曲王は二人の目の前から消えるが、ブギーポップは新刻に、今度は君を守れないかもしれないと伝えるのだった。 ここから感想。 実は、羽原健太郎を安納慎二朗と勘違いしていたよ。田中志郎と中学時代の知り合いって時点では、完全に別人だと分からなくて、ハイテク関係が得意って辺りで別人だとやっと分かったくらい、キャラの見分けがついていなかった。 で、キャラが分からないのはもう一人いて、道元咲子って以前にも画面上には登場してなかった?気の所為なのか見た気がする顔だなと思っているんだけど、他の作品と混じっているのだろうか。 今回の世界の敵は、以前、統和機構の合成人間のスケアクロウが調査していた、同じく統和機構の合成人間の寺月恭一郎が、死後変化した歪曲王ってことかな? なんだか、自分の抱えた心残りを、やり直せって言って廻るあの実験が、どう世界の危機に繋がるかは、たぶん心残りが「失敗」なら、今の自分は「乗り越える力」を得られているとか、そう言った人間の成長の部分で、「過去をやり直す行為は歪みにしかならない」とかそう言った理由だと思うのだけど、どうだろう。 で、そのやり直したい過去を引き出す回で、なぜかそんなに人生経験を積んでいない年齢の、少年・橋坂真がフルネーム付きで登場。まだ、警備員のバイトの篠崎譲とその彼女?の葉月紀子は、巻き込まれた一般人の一例として出ているのだろうな、と理解はできるのだけど、真少年はムーンテンプルが閉鎖した後のシーンで、母親と共に一瞬たりとも画面に出ていないのに、フルネーム。まぁこれは、歪曲王の実験に巻き込まれてるよな。 橋坂母子が巻き込まれていることを前提に考えて、母親・橋坂静香は、公式HPのキャラ紹介に書かれていたとおり、寺月の愛人だった件で絡んでくるのだろうけど、事が始まる前に、「子ども」の真に歪曲王が声を掛けた理由が推測できない。 静香の、寺月への心残りの結果として、真少年が存在していることが、実験に影響を与えるのだろうか。それとも、歪曲王が真声を掛けたのは、合成人間と人間との間に生まれた子だから、何かしらの能力があって、たまたま歪曲王を感知してしまったからなのか…。来週あたりには分かるだろうか。 にほんブログ村 アニメブログへ
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