ヨコシマなしましまアニメ感想

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盾の勇者の成り上がり 第13話「盾の悪魔」感想

さっそくエルハルトがくれた手袋が役に立ったが、力が出ないフィーロでも、男一人を殴り飛ばせるぐらいの威力ってどのくらい凄かったのか分からん。盾用の鑑定もできるアクセサリは憤怒の盾を発動したら即座に壊れてるし…まぁこれも見越しておまけしてくれたんだろうな。

 

今週の内容
ラフタリアとフィーロのクラスアップのために、を出ようとメルロマルク出発した尚文たち。しかし休んでいたところにメルティが追いつき、王に合ってほしいという申し出を尚文が断ったために、彼女にキレられて小言タイムに入っていたところ、メルティを連れてきた王直属の騎士団が、メルティに襲い掛かってきた。思わずメルティをかばい、騎士たちを傷つけないように応戦するラフタリアとフィーロ。ある程度攻撃を加えた後、水晶を持った兵士と一緒にいたもう一人の兵士の号令によって、妙な悲鳴を上げながら、兵士たちは引き上げていくのだった。
兵士が居なくなった後、メルティは事が起こってしまったと地面に座り込んでしまう。その後、兵士によって水晶に記録された映像は改変され、第2王女をさらった尚文たちが、王女を守ろうとする騎士たちを惨殺する映像として出回り、国境近くではお尋ね者として似顔絵が張り出されていた。
街や村でも映像が出回っていると、ラフタリアの情報を受けた尚文は、捕らえた兵士から拝借した三勇教の首飾りを取り出し、兵士が言っていた国の体制を脅かした罪という言葉もあって、よくわからないが、王の差し金だろうと決めつける尚文。その言葉を否定し、おそらく姉のマインが陰で糸を引いているのだろうというメルティ。しかし尚文は、騎士が王直属であることを指摘し、マインと王は共謀して、全て盾の所為にしているのだろうと少々乱暴な憶測を立てる。父親の事を悪く言う尚文に、王はそう言うことはしないと否定するメルティ。喧嘩をしている場合では無いからと、もう一度話し合ってほしいと掛け合うが、尚文は返事もせずに周囲を見るためにその場を離れてしまう。
周囲を見渡し、国境警備の灯を確かめた尚文は、馬車まで戻り、メルティに国外へ出るがついてくるかと尋ねる。ついてくるなら守ってやるという約束をし、メルティを伴い、馬車を隠して徒歩で国境を目指すことに。
上手く数人が休める空間がある岩の陰に入り、夜を過ごすことに決めた尚文たち。ラフタリアは行き先をシルドベルトにした理由を尚文に問い、メルロマルクの警備が厳しいという事は、尚文たちに行ってほしくない都合の悪い国だと考えたからだと答える尚文。その答えに、ラフタリアは笑顔になったのだ合った。
夜になり、メルティが王と何があったのかを聞いたため、おそらく今までに合った出来事を伝えた尚文。驚くメルティが、「お母様は盾の勇者を大事にするようにと言っていた」と言い、尚文はメルティの母親については今まで聞いていなかったと興味を示す。メルロマルクはじょお系の王族であるため、女王が王よりも強く、あれだけ威張っていた王も婿養子であることを知った尚文は、婿養子という単語にハマってしまい大笑いする。
追手が近くまで来ていることを察知した尚文たちは、休んでいた岩から出て、また移動を開始するが、崖のふちを渡っていた時に、足場が崩れてメルティが落ちてしまうハプニングがあり見つかってしまう。走って逃げる尚文達だが、追い詰められ包囲されてしまう。
包囲している兵士の中に、樹、錬、元康がおり、メルティが率先して成り行きを話し、自分の命を守ってもらうために同行していることを告げると、今度は尚文が知っている限りのことを話すと続ける。しかしマインが割って入り、盾には話をするだけで洗脳する力があると出まかせを並べ立て、洗脳できるなら今のこの不利な状況にはならないという指摘も聞く耳を貸さず、メルティの身柄を引き渡すように要求してくる。錬も、洗脳の力が無いとも言い切れないとし、絶対に危害を加えないと補償するから、一度メルティを引き渡すように提案する。尚文も、戦わずに済むのならとは言いつつ、メルティが自分のマントを握っている手に自分の手を重ね、マインにメルティを預けるわけにはいかない、メルティを殺して継承権第一位の座を得たいのだと大声で指摘し、マインが怯んだ隙にフィーロに乗って大きな岩を利用した大ジャンプを試みるのだった。
大ジャンプのために大きく飛んでいた鳥の姿のフィーロに、元康が足かせを投げて装着させたことで人間の姿になってしまうフィーロ。乗っていたラフタリアやメルティ、尚文たちも橋状になった岩へ落とされてしまう。
フィーロが錬金術師が作った足かせによって力を制御されてしまい、マインが増援を呼んだため、前よりも不利な状況に立たされる尚文たち。メルティは威嚇のため、フィーロに抱き付く元康めがけて魔法を撃ち、先制攻撃を受け、仕返しとばかりにメルティを殺す勢いで炎魔法を放つマイン。そんなマインの様子に、妹を助けるのではなかったのかと声を上げる錬に、洗脳が解けないなら殺すまでと火力を上げるマイン。ラフタリアは尚文にメルティを任せて、マインを実体のない剣で攻撃し攻撃魔法を無力化し、フィーロはエルハルトからもらった力が出る手袋を使って元康を殴り飛ばす。尚文が憤怒の盾を解放する中、それでも盾の勇者一行を逃すまいと押し寄せる兵士は、樹や錬を押しのけて尚文に向かって行く。
尚文が憤怒の盾の力で兵士と足場になっていた岩を破壊した騒ぎの中で、錬は尚文から、三勇教の首飾りを受け取り、この事件の裏で何が起こっているのか、お前なら理解できると言われる。
森の中へ隠れた尚文たちは、フィーロの足かせを細工技能で解除し、女王直属の隠密諜報部隊の影の一人と接触する。ごじゃる口調のその影は、以前王宮で尚文に三勇教に気を付けるよう忠告した女性だった。
影によると、この事件は盾の勇者を快く思わない勢力が、最近の尚文の挙げた成果や評判などに焦り、起こした根の深いものだと話し、メルティの母、メルロマルク女王に合ってほしいと進言する。自分たちに何の利益があるのかと問う尚文に、それも会えばわかるとだけ言い、メルティが崖から落ちそうになった時に落とした荷物を置いて消えるのだった。
王女に合いに行くとして、現在行こうとしているしシルドベルトとは正反対の方向であり、情報もないため、メルティにいろいろと質問し始める尚文だが、メルティは名前で呼びかけない尚文に、自分も尚文と呼ぶから、メルティと名前で呼んでほしいと要求する。そのやり取りに、ラフタリアは尚文を呼び捨てで呼んでいるメルティに複雑な思いを抱き、思わず立ち上がった時、普通ならあるはずの無い匂いをかぎ取るのだった。
森の一部から炎が上がり、その炎を見ているマインは不敵に笑うのだった。

 

ここから感想
もうね、マインの盾の洗脳スキル発言に、「だからラフタリアちゃんも!」って乗っかるとか、戦闘には一切参加せずにフィーロに迫るとか、元康の底の浅さがにじみ出る1話だった。
OPとEDが変わって、現実の梅雨に向かう季節に合わせたのか、それともこの後女王に合いに行く国が、いつも曇ってたり雷が鳴ってたりするからか、両方とも雨のシーンがあり、何か意図を感じるんですが、考え過ぎですかね?尚文とラフタリアだけでなく、ほかの剣槍弓も雨に打たれているのが、ちょいとこの先の落ち目を感じさせる気がして、元康のがマインに切り捨てられる時も近いのだなと、こういったところからひしひしと感じる。
でも、メルティのキレ方が子どもっぽいところとか、影のごじゃる口調は場に合わなくて無理があるとか、そう言ったギャグほどではない会話の間に、陰謀だとかが入ってくると、単なるハーレムものよりはストレスなく見れるので、マインが出ない国外辺になっても、このくらいの配分で行ってほしいな。

 

 

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