ヨコシマなしましまアニメ感想

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推しが武道館いってくれたら死ぬ 第6話「僕の全てが君だった」感想

 いや、空音が男と歩いていたと聞いた時点で、あんたと妹さんだよと視聴者を一つにすることができる作品。ナイスです。

 

今週の内容

ショッピングモールで買い物をしていたれおと空音。れおは内容に満足できたと喜んでいた。うれしさついでに、れおは先日のライブで、ゆめ莉が前列に出て楽しそうに踊っていたのを思い出していた。みんながセンターを目指すことは良いと考えたれおは、その考えをそのまま空音に伝え、同意してくれるものだと思っていたが、れおを尊敬していた空音からは、センターはれおで無いといけないと返されてしまうのだった。

れおが以前所属していたMELTYのライブが目に留まった空音。一緒にいた叔母は毎週やっているのだと話し、ファンが少なくてもアイドルなのだと認識する。声を上げてれおを応援するくまさと、その声に応えるれおを見た空音は、ああやって必死にダンスをして、必死に応援されることは、自分にはできないと、その場を離れるのだった。

部活中、ダブルスを組んでいて友人から、ペアを解消しようと提案された空音。空音と出なければいけないわけではないという彼女の理由を聞いた空音は、自分は誰かの唯一になれないのだと感じる。

ある日、ちゃむの事務所を訪れた空音は、三崎に案内されて練習場でゆめ莉と眞妃の二人と挨拶を交わす。そこに、れおも加わって空音に握手を求めてきたため、空音は改まって握手を交わし、れおを商店街のライブで見かけたと話を振り、彼女に比べれば自分は何もできないと卑屈な事を言い出す。するとれおは、ファンが応援してくれるから、自分もダンスを頑張ろうと思ったのだと語り、二ッと笑って見せる。この笑顔が可愛らしかったため、空音はれおを無自覚美少女だと心の中で断定するのだった。しかし、れおが空音の下の名前を知っていた事が露呈し、れおが空音が来ることを事前に知っていたのだと白状して、悪戯を成功させたように笑って、ピースサインを作って見せた。

その後はれおと空音、ゆめ莉と眞妃の四人で練習を続けて行き、歌が上手く歌えないと言う空音に、れおは息継ぎのタイミングをレクチャーして見せる。できない事を出来る努力はしていると言うれおに、空音は尊敬のまなざしを向けるようになっていくのだった。

文と優佳が加わり、センターを取ると宣言する文に対しても、ノリ良く答えるれお。また別の日に舞菜がメンバーに加わり、視線をそらしながら挨拶する舞菜に対して、最初に声を掛けて接触したのもれおであった。

初ライブの日が来て、意気込んでステージに立ったちゃむの7人。しかし待っていてくれたファンはメンバーより少ない5人で、逆に彼らの勢いに気圧されてしまうメンバー。その後噴水の前で話し合ったれおたちは、場を一杯に出来るというれおの発言から、市民会館を一杯にすると言う案が飛び出し、優佳がちょっと怖気づいていた。しかしれおは志し高く、武道館に行くのだと言い、隣にいた空音の手を握る。れおはずっとこのグループが続くか不安なのだと分かってしまった空音は、高い目標を仰ぎ見るように、噴水を見上げるのだった。

現代に戻り、空音の部屋で数学Ⅰの教科書を逆さまに広げて、分からないことを理由に勉強を切り上げる優佳。勉強をしに来たのだろうとツッコむ空音に対して、優華は鬼畜おかっぱと暴言を吐いたため、アイドルらしからぬ発言だと注意の意味も込めて言い返す空音。しかしそのアイドルらしいというのはどういう事を言うのかと優佳に返されたため、空音が思案していると、優佳はその隙にテーブルに突っ伏して寝始めるのだった。

えりぴよは、なすを持てばゆめ莉に推し変、ガードレールを食べれば優佳に推し変、頭から桜の枝が生えていれば、れおに推し変だと、ちゃむのメンバーカラーのものに関われば、推し変だとファンたちに言われるようになっていた。えりぴよに、れお推しになってほしくないくまさからは、とうとうえりぴよにやめてくれと抗議されてしまい、推し変する気が無いえりぴよも、これには逆ギレで応えていた。

メンバーカラー制度に過敏になっているファンたちに、いら立ちを露わにしていたえりぴよは、やってきた基が全身青のコーディネートな事に声を上げるが、すぐにくまさと共に基の話を聞く体制になるのだった。

基から、地元和気のお土産を貰った二人は、これが空音のメンカラのブルーだと言う基に、さすがに緑だとツッコミを入れる。

その後の握手会で、基は服の事を空音に気付いてもらえ、嬉しそうにえりぴよに報告していた。推しにちやほやしてもらって羨ましいえりぴよは、基からもらった青のり刺身こんにゃくを適当にTシャツの首元に入れて、舞菜の可愛い塩対応を見せてやると、意気込んで舞菜の元へと向かっていく。

舞菜の事を考えながら、鮭を食べているという会話から入ったえりぴよに、舞菜は鮭と自分のメンカラーが結びつかず、理由が分からないと不思議そうな顔をする。そこから話は、以前えりぴよが舞菜に送ったきび団子の話になり、今度は舞菜の食べるわけが無いと言う言葉に、えりぴよがその意図が分からずにショックを受けるのだった。会話の途中で、舞菜はえりぴよの襟元から緑色の物体が覗いていることに気付き、緑がメンカラーの文に推し変するのかと衝撃を受けていた。

握手会も終わり、スタジオの入り口前で舞菜の反応を満足そうに語っていたえりぴよ。しかし女性だからと、許されている部分がある事を自覚するようにくまさにくぎを刺されるのだった。

話題が代わり、基が新しいグッツの情報を調べようとツイッターを流していると、急に顔が青ざめ、スタジオの入り口に続く階段を転げ落ちていく。スマホの画面にはひびが入り、ツイッターの画面で、空音が和気で男と歩いていたという目撃情報が書き込まれていた。これを基の口からきいたくまさとえりぴよも大げさに驚いて見せるが、基の治療が終わった頃になると、推しと近づきすぎると、推しをアイドルとして見れなくなると言う持論を展開し始め、何事も無かったかのような雰囲気が流れ始めるのだった。これには基が蒸し返そうとするが、推し以外に興味のない二人には無意味であり、さらに空音はテニス部だからというえりぴよの一言で、基はそれ以上言う言葉が見つからず、撃沈させられてしまうのだった。

控室では、手に持ったスマホをテーブルの端にひっかけて、エゴサーチをしている空音に、眞妃が話しかけていた。ツイッターでは、空音が男と歩いている目撃情報について、彼女雄はテニス部だから仕方が無いと言うコメントが多数寄せられていた。これを見た空音は、テニス部で何が悪いと、力なくツッコミ、眞妃に成り行きを説明する。

目撃情報のあった日は、家で優佳に勉強を教えていたというアリバイがあるからたと、彼女にライブで誤解を解いてもらおうと話を振った空音だが、肝心の優佳は覚えていないらしく、当てが大きく外れしまうのだった。

完全に打つ手が無いとうなだれる空音に、眞妃は気にし過ぎだとアドバイスするが、これは逆に眞妃が気にしなさすぎなのだと空音に言われてしまう。しかし眞妃は見られて困るような事はしないと、意味深に視線をゆめ莉に持っていき、これに気付いたゆめ莉は、頬を赤らめて台本で顔を隠すのだった。

れおが新しいデザインのTシャツを見せびらかしに部屋に入ってくると、眞妃は空音とは言わずにネットの事と話を振る。するとれおもすぐに何の話だかを察して、空音にいつも通りで良いと話し掛け、その言葉に空音は安心していた。

噴水の前で、オタクにもいろいろな考え方があるものだと考えていたえりぴよ。それに答えていたくまさと二人で、ちゃむのメンバーが写真を撮った聖地巡りをして、写真と同じ場所、同じ構図で、くまさと一緒に写真を撮って楽しんでいた。そんな二人に、今日で最後だと言いながら基が合流し、空音への想いを語りだしたため、えりぴよが簡潔に五七五でまとめるようにと振ると、深い一句が生れたのだった。

ライブ中に、珍しくトップオタたちに肩を借りて最後列にいた基に気付いた空音は、手でハートを作り、ウインクしてレスを送る。これに気付いたえりぴよとくまさが基を励まし、基自身もそう単純では無いと言いつつ、復活したため、えりぴよはちょろいと思わず心の内で思ってしまう。

空音のレスを見た舞菜も、えりぴよに好きでいてもらうために自分もレスを送ってみようと考え、不格好なハートを手で作り、これを前に押し出す動作をしてみるが、肝心のえりぴよは基とくまさに話しかけていたため、ステージの方を見ていなかった。これには勇気を出して行動して見た舞菜は、眼がしらに涙がたまるのだった。

特典会に入り、CDを購入する基やくまさを見たえりぴよは、足の怪我でバイトに行けず、積みたいという衝動にかられるが、くまさに積むことが目的になっいると指摘され、気持ちが大事だと正気に戻されるのだった。

これを教訓に舞菜の元へ歩み寄り、タイムキーパーの三崎に握手券を渡したえりぴよ。しかしえりぴよがまたも一枚しか握手券を持ってこないことに、舞菜は推し変するのではと不安に駆られていた。そのまま握手を交わし、えりぴよは想いを伝える芸と称して舞菜への愛を列挙し、握手券で5秒を消費する。舞菜は頬を高揚させ、三崎はあっけに取られていたが、えりぴよはちゃんと言っておこうと思ったのだと去り際に付け加えたため、舞菜は伝わりましたと、恥ずかしさで顔を真っ赤にするのだった。

メンバーが入れ替わり空音が出てくると、その列には誰も並ばず、空音は目線を落としていた。そこへ基が握手券10枚を使って並んだため、空音は彼がくれた手紙と彼の行動から、差出人の名前と、目の前にいる人物が基であることを突き止めたことを明かして見せ、基自身を見ているのだと印象付ける。これには基も心打たれ、空音を推し続けると元気よく答えるのだった。

路面電車に乗ったれおと空音。空音は、良くファンに言っている自分を好きな人の事が好きという言葉について、やはりあっていると思うと見解を話していた。これを聞いたれおは、茶目っ気をこめて空音を覗き込み、好きだと言って見せたため、空音は照れながら反論しつつ、そんな空音が好きなのだと、素直な気持ちを伝えていた。

中間結果発表があり、空音が4位になっているのを見て、話すくまさ達に、事情を知らない基の妹・玲奈は、何故空音がトップ3から落ちているのかと尋ねる。和気で男と歩いている目撃情報があったのだと話す兄に、家の近くかとレナが返すのを見ていたえりぴよは、目撃されたのは玲奈と基ではないかと推測する。玲奈は空音に似ている事よりも、兄の基と恋人関係だと思われた事に、年相応に嫌そうな顔をしていた。しかし基は誤報という事に喜び、くまさとえりぴよも基を胴上げして共に喜び、空音が可愛そうだから、速く誤解が解けると良いと言ったえりぴよ。基はその言葉に反応し、自分だけが空音ファンの中で誤報だと知っている状況で、スキャンダルに悩む空音を支える展開もありだと口走り、これにはくまさとえりぴよも基を歩降り投げたまま受け止めず、玲奈も兄の下種さに引くのだった。

夕方の公園で、聖地巡礼して写真を撮っていたえりぴよ達。そこへ舞菜が姿を現したため、全員で振り返り彼女に視線を向けた。舞菜も何を話そうかとあたふたするが、えりぴよが見てくれているのだからと、ハートマークを胸の前で作ろうとポーズを取り、レスを送るが、えりぴよにはその構えの意図が汲み取れず、気功と間違われ、技を受けた悪役の様に反応されてしまう。それでも舞菜は伝わったと喜び、軽い足取りで去っていく。

舞菜が何をしたかったのか、結局分からなかった三人が残され、未だに倒れ込んで舞菜のレスに感動しているえりぴよに、くまさは神対応だったのはえりぴよの方だとツッコむのだった。

 

ここから感想

どうしても基の評価が下がっていく…。出るたびにダメな部分を出していく彼には、一体何が残ると言うのだろうか。空音似の玲奈も、今回の誤報を理由に一緒に歩いてくれなくなるのではと思っているんだが、兄弟の仲はその後変わることがあるかな?

今回は空音回で、クールなイメージが強い空音が、照れたり困ったりと色々ありましたね。まさか優佳に勉強を教えているとは思わなかった。面倒見が良いお姉さんタイプだったんだね。これは眞妃とは別のお姉さんタイプで、キャラ分けできていて何より。今回でだいぶ空音のイメージが変わったから、優佳と文の回も、何か発見があるかな。

舞菜も、自分からえりぴよに思いを伝えてみようと動き始めたし、半分でこれなら、最終回にはえりぴよとも、だいぶ話が出来るようになるのではないだろうか。

 

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