ヨコシマなしましまアニメ感想

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推しが武道館いってくれたら死ぬ 第7話「舞菜のために走るんだ」感想

ようやく基が反省の色を見せたので、これからは株を上げていってくれるだろうかと、淡い期待を寄せている。

 

今週の内容

いつものスタバで、えりぴよは足の骨折が完治したことをくまさに報告していた。完治までに時間がかかったが、今週末に迫った人気投票の〆切には間に合って良かったではないかと答えたくまさに、えりぴよも積めなかった鬱憤を晴らすように、店の窓ガラスを割るほどに意気込んで見せたのだった。

ライブのMCの最中に、文との言い合いで人気投票の票数に触れた優佳。しかし今の段階の票数を考えれば、自分がトップ3になれるのは確実だと話してしまい、他のメンバーを推しているファンたちを煽り、優佳ファンのふみくんはその中で彼女の空気の読めなさに困惑していた。その場はれおが無理やりまとめて終わりになり、特典会へと突入する。

何枚もCDを買って推しの得票を伸ばそうとするファンたちの中で、えりぴよは手に入れた握手券の一枚をくまさの鼻の穴へねじ入れ、バイトに行く自分の代わりに舞菜と話してきてほしいと頼んでいた。

働き過ぎない様にというくまさの忠告も無視して、舞菜のために働ける喜びでいっぱいのえりぴよに代わり、舞菜の握手列に並んだくまさ。えりぴよが働きに行ったことを話すと、舞菜は驚いた顔をしつつも、えりぴよに働き過ぎない様にとくまさに伝言を頼むのだった。

舞菜からの伝言をくまさからメッセージで受け取ったえりぴよは、きび団子の試食販売員をしていた。頭だけ被った着ぐるみののぞき穴から、メッセージの内容を確認し、舞菜からの伝言にテンションを上げ、さらにバイトを追加した。これにより彼女の今週のスケージュールは過密さを極めるのだった。

定期公演の開演直前、空音を推している基は、空音のメンバーカラーのペンライトが減って言えると確認する。男と歩いていた目撃情報があった空音だが、その真相は空音に似た基の妹の玲奈と基自身が地元で歩いていた事では無いかと辺りがついていたが、基は空音が自分だけのものになれば良いと考え、彼女の人気が下がる事自体には危機感を覚えていなかった。

一方舞台袖では、客の持つペンライトの色の中で、自分の色である緑が青よりも少ないと確認した文が、空音への対抗心を燃やしていた。

後日、文はバイト先のメイド喫茶に来た自分のファンの小菅と藤川に、どうして自分の人気が上がらないのかと憤慨していた。センターでロリは珍しいと言う言葉を聞いて、妹キャラを押し出していては一位になれないと気づかされた文は、ここにきてショックを受けていた。

人気投票直前の講演日に、髪を下ろし、ヒョウ柄のワンピースの胸元を大きく開けて登場した文。眞妃を意識したと言う出で立ちに、他のメンバーはロリの脱却ができていない、反抗期かと口々に批判し、イメージに使われた眞妃も引かせてしまう。それでもめげずに、文はライブでも自分のソロパートを色っぽく演出して見せるが、観客がざわめいてしまい、優佳にイメチェンが滑っているとステージ上で笑われてしまったのだった。こうして、文のロリ脱却作戦は失敗に終わり、滑った事を自覚してしまった本人は、元のロリ担当に戻るのだった。

ケガが直ってバイトが思う存分出来るようになったえりぴよは、パン工場で溜まりに溜まった裏返ったままのパンを、千手観音のごとくひっくり返していき、自分の行いが舞菜にも繋がっていることを幸福に感じ、上機嫌でその他のバイトもこなしていった。しかしさすがに最終日になる事には疲労が溜まり、ふらふらになりながら街中を歩いていた。

えりぴよが朝日に天使姿の舞菜を見て、彼女に近づこうと前に進むと、ちょうど用水路への進入禁止用の鎖部分に突入しており、えりぴよは高さの低い鎖を乗り越えて、用水路へとダイブしてしまったのだった。

人気投票の最終日に当たる公演日。ステージに上がった舞菜は、えりぴよの姿がない事に気付き動揺する。

そのまま特典会へと続き、自分の推しの順位を上げようと、CDを買いあさるファンたち。その中でもくまさはれおを人気投票で一位にすると言う約束を果たすため、CDを100枚購入し、れおとの握手に臨んだ。一方ファンが減った空音に、変わらず並んでくれたことを感謝された基は、目撃情報がデマであることを隠しつつ、空音を独占したいと言う我欲を捨てずにいた。舞菜の列は、相変わらず誰も並んでおらず、目を伏せてえりぴよがいないことを実感していた舞菜。そこへ基の妹の玲奈が握手に訪れるが、舞菜の視線は彼女の後ろを確認してしまい、えりぴよが来てくれなければ会えないのだと、舞菜はもどかしさを覚えていた。

昔話の様な風景の場所まで流されたえりぴよは、助けてくれた翁と媼が救急車を呼んだから待っていろと言う言葉も聞かず、公園をしているスタジオまで走っていった。しかし既に投票は締め切られ、会場は閉められていた。えりぴよはびしょ濡れのまま、片づけをしていたスタッフの三崎に声を掛け、人気投票にはもう投票できないと分かっていても、舞菜のCDを段ボール一杯に購入していった。

スタジオ前のスタバで談笑していたくまさと基は、えりぴよの登場に驚き、くまさは言い訳を始めたため、えりぴよは所詮敵なのだと一掃する。普段よく話しているオタク同士が、人気投票中は敵になる事よりも、えりぴよにダメージを与えたのは、舞菜のために仕事をするのは楽しいのだと伝えられなかった事であり、この事を聞いたくまさは、掛ける言葉もなく黙り込んでしまい、基は困ったような顔をさらしていた。

事務所の控室で舞菜を見つけた三崎は、舞菜にえりぴよがCDを買って言った事と、ライブに来ていなかったのは彼女がびしょ濡れだったことから、何か事情がある様子だったことを伝え、人気投票が絡まずとも、舞菜の事を推してくれる良いファンだと付け加えたのだった。これを聞いた舞菜は、えりぴよを追いかけるために走り、岡山駅に入るエスカレーターで、えりぴよを発見する。声を掛けようとした舞菜だが、えりぴよが持っている段ボール一杯に自分のCDが入っているのを見て、嬉しさで泣きそうになり、次の握手会の時に、自分は幸せだと伝えようと思うのだった。

人気投票の結果発表が間近に迫り、空音に人気投票、お疲れ様の意味を込めたプレゼントを贈ると言う基に付き添っていたえりぴよ。空音に服を送りたいと言う基に理由を聞くと、優佳推しのふみくん情報で、送った服を着てくれると言うファンに嬉しいお返しがあるとのことだった。

塩対応の舞菜に服を送っても、どうせ着てもらえないと悟っているえりぴよはこの事には関心を寄せず、基の話を半分以上に聞いていない様子であった。

店員が基に話しかけたため、半ばオタクの走り口調になりながらも空音の特徴を伝えて、服選びに入る基。それを見て楽しそうだと思えたえりぴよは、もう一人の店員に話しかけ、舞菜に送る服について相談をし始める。

ジャージ姿のえりぴよが服を送るというのを聞いて、店員は送る相手の特徴を聞こうとするが、えりぴよの紹介を聞いて、妹なのだろうと辺りを付け、えりぴよとの距離は保ちつつある一着を差し出した。

買い物を終えて、スタジオまで移動した基とえりぴよは、そこでくまさと合流する。プレゼントを持っている二人に、冗談でれおの誕生日祝いかと尋ねるくまさに、基は一か月も前の話だとツッコミ、えりぴよは毎日推しの誕生に感謝していると同調し始める。

スタッフにプレゼントを渡す他のファンを見て、えりぴよは報われたいと願ってしまうからと諦めようとする。これとは逆に、基は選んだ服をプレゼントとしてスタッフに渡してみせた。

そうこうしている三人の横で、優佳のファンのふみくんのプレゼントが、金券に当たるとして預かれないと、返されていた事を知る。本当に欲しいものが分からないため、金券類を渡したい気持ちに同調している基に対し、くまさはそれはどうなのかと言葉を返すが、そのやり取りはえりぴよの不安を刺激し、舞菜の好みに合っていなかったらどうしようと、自分で着てしまおうと思わせるのだった。

人気投票の結果発表が行われ、一位から順番に、れお、眞妃、優佳、ゆめ莉、空音、文、舞菜となった。一人ひとりからコメントを聞く時間となり、れおはくまさを見て、信じて良かったと口にし、深く一礼して見せる。順位が一つ上がった眞妃は無難に礼を述べ、前列に上がった優華は喜びを表現し、順位を一つ上げても後列組だったゆめ莉は、ファンに帰せるように努力したいと、彼女にしては意欲的な発言をして見せた。ゆめ莉のコメントに、ファンの長井は感動のあまり目に涙を溜めていた。

そして、今回の人気投票の中で最も順位を落とした空音にスポットが当たり、空音は無難に挨拶し、れおがフォローに後ろに立たれるのは緊張すると話を振ると、空音自信もじっくり見ているとおどけて返して見せる。しかし挨拶が終わると目を伏せてうるませていた事に基は気づき、空音が男と歩いていた目撃情報は、自分と妹ではないかという可能性に気付きながらも、何もしなかった自分の所為だと自覚する。

ここからは順位の動いていない二人になり、前列になる、センターを取ると意気込んでいた文は抜け殻の様な顔を、ステージの大画面にさらしてしまう。アイドルがしていい表情では無いと、彼女を正気に戻すため、小菅と藤川は声を上げて文を呼び、ようやく文は通常運転に戻すことができた。そして最後は舞菜だったが、無表情かつ何の感情もわかせない彼女の挨拶に、えりぴよは悔しがり、くまさは舞菜自身があっさりしているという感想を述べる。

結局、順位を上げることができず最下位になってしまった舞菜の事を思ったえりぴよは、彼女に何でも打ち明けられる相手はいるだろうかと心配するが、くまさは自分たちはオタクだからこそ、その立ち位置には立てず、だからこそ推しの幸せが一番だと願うのではないかと答えていた。しかし心配されていた舞菜は、えりぴよが自分のためにCDの全てを購入してくれた事のお礼をどう伝えようかと考えていたのだった。

握手会が始まり、舞菜は緊張する中を一生懸命に自分は幸せであることを伝えようとするが、雑踏の中でその声はえりぴよには正確に届かず、えりぴよはセンターにすると言う約束を守れなかった事を謝り始める。

えりぴよの言葉に、あんなにCDを買ってくれたとではないかと言おうとして、舞菜は、物販のルール上、えりぴよが公演後に買ったことは話してはならないことかもしれないと考え直し、嬉しく感じられたこの話を封じられてしまったため、1位になれなかった事をえりぴよに謝る事しかできなくなってしまった。

舞菜に謝られてしまったえりぴよは、自分にとって舞菜はずっと1位なのだと公言し、この気持ちは分かってくれるかと大声をあげて訴える。これを見ていたくまさは、それで良いと言う風に笑い。えりぴよに力説された舞菜は嬉しさに目を緩ませ、その表情に萌えて顔を緩ませ始めたえりぴよの反応を見て、彼女はさらに恥ずかしさで顔を覆いつつ、心の中で、嬉しい、から好きという言葉を使う様になっていたのだった。

 

ここから感想

ようやく舞菜に好きと思わせたと…。アニメにして7話、物語の時間軸にして出会って3年位経ったのかな。これからまだざっくり半分あるのだから、人気投票意外になにかイベントがあるだろうか…来週はクリスマス。ならバレンタインデー辺りで盛り上がりを見せるのかな。

そして基にもようやく天罰が下ったので、下がり続ける株も、これで底打ちしてくれればと思うよ。まぁ、ファンを大事にする空音だからこそ、基が思い上ったっていう面もあるんだけどね。人気が下がっていいと言うのは、いつか藤川が言った不人気アイドルしか推せないオタクの始まりだからね。自覚してくれたシーンがあって良かったよ。

さて、文がサンタ姿で登場と言う期待が上がる来週分だけど、いつもならトナカイをしてくれていそうな優香がトップ3なら、トナカイ役は文になりそうな予感がする…なんだろうこの偏見的なイメージ。

 

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